児童発達支援センター マムぐりお
学生時代から子どもに関わることができる現場で働きたいと考えていました。発達支援と、心理検査にも興味があったので発達検査を実施できる機会があるということが大きな決め手となりました。また、他の専門職の職員と一緒に仕事ができ、新たな学びと自分の成長につながるのではないかと考えたためです。
入職前までの大学院の実習や活動では、個人療法を中心としていたので、集団内での子どもとの関わり方にはじめは戸惑いがたくさんありました。療育を重ねていくことで、セラピーと療育との役割の違いに改めて気づき、どのような態度で子どもに接することが必要なのかを考えはじめるようになりました。
働き始めて1年半が経ちましたが、心理職として療育現場で働くということはどういうことか、これまで勉強してきたことを再確認してみたり、先輩の姿を参考にしたりして日々模索しながら今も頑張っているところです。
私が所属しているマムぐりおは、いろんな職員に話を聞いてもらいやすい、協力的な雰囲気です。業務の質問から療育で悩んでいること等、些細なことでも相談しやすく、一緒になって考えてくれます。
また、定期的に職員研修があり職員全体で子どもの発達について知識を深めていくことは、自分の学習や療育のモチベーションにもつながっていると思います。同じ職種だけでなく、他の専門職とも関わりながら仕事ができるので、とても勉強になります。
職員同士が助け合いながら仕事をできるところが、この職場のいいところだと感じています。療育では年齢や性格、抱えている課題などが異なるいろいろな子どもたちに出会うことができ、たくさんの経験ができる機会に恵まれています。
新卒で働かれる方、発達支援の領域でお仕事をされたことがない方でも、発達の知識を取り入れ体験的に学び、働くことができると思います。子どもと、保護者のことを大切に思って支援にあたってくれるような方とご一緒にお仕事ができることを楽しみにしています。